2008年05月15日

たまにはまじめに

大フィルのコンサートへ行ってきました。
マーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」
指揮は小林研一郎氏。

素晴しい演奏に感動しました。

小林さんは譜面台を使わずに指揮をされます。
つまり、曲の全てが頭に入っているわけです。
何十もあるパートがそれぞれどんな音を奏でているか
全て記憶されているんです!

「復活」はマーラーの交響曲の中でもオケの編成が非常に大きく、
そのうえ演奏時間が90分以上かかる大曲です。
それを、全ての楽器の一音一音に神経を行き届かせて
指揮をされるのですから、私の想像など到底及びません。
単音楽器のトランペットが曲の暗譜ができないなんて
言っている場合じゃないです。本当に・・・。
もちろん他の交響曲も全て覚えていらっしゃるのですから
いったい頭のなかはどんなことになっているのか!!

オーケストラのどのパートも本当に素晴しかったけれど、
特に私にとってはトランペットのソロがブラボーでした!!
尊敬する先輩、秋月さんの音色は本当にきれいです。
今度、どんな練習をなさっているのか聞いてみよう思います。

私のような若輩者が感想を述べるのはおこがましいので、
演奏についてはこのくらいにして・・・


今日どうしても書いておきたいのは客席の様子について。

このところコンサートに足を運ぶと気になること。
それは客席の雑音です。
それも特に関西、しかも大阪の会場で感じることが多い!

咳払い、パンフレットをめくる音、洋服を触る音、飴の包み紙・・・

本人は静かに気をつけながらのつもりかもしれませんが、
周りにいる人はとても気になるものです。

小林さんも曲の最初、指揮台に上がられたのですが
客席がなかなか静かにならないので、一旦指揮台から降り、
静かになるのをじっと待ったあと曲を始められました。

もちろん音楽の楽しみ方は自由です。
曲にあわせて身体が動くのは自然なことですし、
素晴しい演奏には自然に拍手が沸くものです。
オペラでアリアの後、拍手が鳴り止まずしばらく曲が中断
ということも珍しいことではありません。
クラシックだからといって堅苦しく聴かなければいけない
というのは誤解で、基本的には自由に楽しめばいいのです。

咳を我慢したり動きを制限されるのは苦しいことです。
しかし、だからといって
「曲が鳴っている間は咳をして良い」というルールは存在しません。
特にハンカチなどで口を押さえるわけでもなく、
大きな音を立てて咳払いするなんて考えられません。

ステージの上の演奏者はどうでしょうか。
曲の途中で咳が出そうになっても我慢しなくてはいけません。
楽譜をめくるときは音を立てずそっとめくります。
頭がかゆくても手を動かすことも躊躇します。

なぜなら、静寂も音楽の一部だからです。
雑音は曲には含まれていないからです。
無駄な動きは楽譜に指示されていないからです。
その曲に真摯に向き合い表現することが自然にそうさせるのです。

『静寂』も楽しんでほしいと思います。
そして、その空間をもっと共有してほしい。

TPOに合わせ周りの空気と共に楽しむ
それがエチケットであり、お洒落な遊び方ではないかと
強く感じさせられる一晩でした。
私自身ももう一度マナーを見つめ直さなければと・・・。

だらだらと書いてしまってごめんなさいm(_ _)m
このブログを楽しんで下さっている方々は
音楽の楽しみ方を良くご存知で、私のコメントに不快感を
感じていらっしゃることだと思います。
本当にごめんなさい。

関西の音楽鑑賞マナーは世界一だとうわさになる日を願って・・・


aya
posted by キャトフィユ at 03:29| 大阪 | Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
難しいです。コンサートに限らず、電車内や映画館内でも同じように騒いでいる人、歩き煙草に車内からのポイ捨てなど。どこの誰でなく今の日本人は自分が良ければいいの?が多いですね〜。その人の子供も親を見て育つ事ので悲しいいですね。しかし私は言っちゃうよ。うるさいかも?日曜日は演奏中にあちこち動いていたのは、さぞかし迷惑だったの?すいませんです(泣)。
Posted by RF4EJ改 at 2008年05月15日 18:09
RF4EJ改さん
大丈夫です!御堂筋オープンフェスタのようなイベントはむしろ大騒ぎしてノリノリになってください!
Posted by キャトフィユ at 2008年05月15日 19:37
ほっとしております!すいませんですねん。ところで、甘党ですか?辛党ですか?
Posted by RF4EJ改 at 2008年05月15日 20:01
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